MINGについては、筆者のお気に入りのブランドの1つとして、しつこいくらいに取り上げさせていただいているが、もちろん理由はある。これだけの実力や、ほんとうに心からの時計への情熱を持った人たちによって設立され、次々と少量ながらあふれ出るアイデアを製品にしてきている。パネライ時計 ルミノール無論、ぱっと見た感じどれも似たようなデザイン、と思われる方も多いだろうと予想しているが、それはこのブランドのDNAとしてのデザインでありそれは進化をとげていて、中身がそれぞれ大いに違うことは言うまでもない。
どのブランドについても同じことが言えるが、好き嫌いの世界であるので(しょせん我々は趣味のことを語っているのである)、読者のみなさんの意見もすべて尊重するし、筆者は筆者で自分の好みもあるが、こういうブランドが世界には今どんどんできていること、すなわちネットにより世界の情報伝達速度が急激に速く、また世界が近くなったことによって、時計産業全体のビジネス形態が大きな変革の時を迎えていること、そして、そういう動きを日本の時計ファンのためになる動きだと信じ、筆者自身が応援していることをお伝えしたい。今後も、こういう新進気鋭の日本未上陸あるいは日本であまり知られていないブランドを紹介し、皆さんの趣味が少しでも充実し広がっていくことの一助になりたいと考えている。紹介するブランドについてのご質問があれば、なんでもお答えするし、ご興味があれば先方とのコミュニケーションのお手伝いもする(紹介料その他などは我々個人もWMOも一切いただくことはないので、怪しまずに(笑)お知らせいただきたい)。何度も繰り返すが、ここは趣味のページであり、皆さんの趣味を豊かなものにすることが唯一の目的である。
さて、MINGの新作に戻ろう。
今回は、先日紹介し、例によってあっという間に売れてしまった17.09と中身は同じながら、デザインをMassena LABとコラボした作品である。したがって、今回のモデルの販売はMINGではなく、Massena LABから行われることにご注意いただきたい。
Massena LABとは、時計ブランドでもあり、自ブランドの時計もあるが、デザインコラボも数多く手掛けており、これまで、MB&F、Habring2、などと手がけてきた。今回は、お互いに初のコラボということになる。
では、概要を紹介しよう。
本日、MINGとして初めての他社とのコラボモデルを紹介する。MING x Massena LAB 17.09である。このモデルは、ハニカム(ハチの巣)模様の3次元デザインをダイヤルに採用しており、黒モデルとハニーモデルがある。コスモグラフ デイトナ 偽物インデックスは、風防の内側にレーザーで彫られ、スーパールミノバX1を流し込んでいる。
ムーブメントは17.09と同様、キャリバー330.M1であり、時針が独立して動くGMT仕様だ。セリタ SW330-2をベースとして、なんどもパートナーを組んでいるシュワルツ・エティエンヌによって、MINGのために徹底した特別モディフィケーションがなされている。リューズを1ノッチ引くと秒針を止めることなく、時針だけを動かすことが出来、もう1ノッチ引くと秒針が止まり、時刻調整が可能となる。
ケースは316Lで、ケース径も変わらず38㎜である。黒は150本限定、ハニーは50本限定であり、これらはMasssna LABから5月20日3:30PM GMT(日本時間 5月21日 12:30AM - やや不利か?)から発売される。
黒、ハニーモデル共に;
5月20日(木)より販売開始。
10:30AM EST(米国東海岸標準時 → 今はすでに米国は夏時間となっているので、EDT=11:30AMのはず)
黒は150本、ハニーは50本の限定。
2021年7月下旬ごろデリバリー開始。
*各家庭、各色1本ずつの申し込みに限ります。
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