1963年に発売されたタグ・ホイヤー カレラはジャック・ホイヤーが愛するコレクションであるだけでなく、その命名から商標登録、隅々まで美しく整えたデザインなど、ジャック自身がすべて自ら手がけた最初のタイムピースでもあります。
カレラはプロのレーシングドライバー向けの時計で、視認性の高い、必要最小限の装備にとどめたダイヤルを特徴としていました。このダイヤルがその伝説的なステータスをさらに確固たるものにしたのです。
ジャックが危険なロードレース「カレラパナメリカーナメヒコ」の名を耳にしたとき、「カレラ」という言葉が彼の胸の奥深くまで響きました。タグホイヤー 時計 メンズこのスペイン語は「ロード」や「レース」「旅」、あるいは「キャリア」を意味し、今や本物のアイコンとなった時計の運命を切り開くことになりました。
タグ・ホイヤー カレラのモデルの中には、ジャック・ホイヤーの思い入れが他と異なるモデルが一つあります。
1970 年代に製作されていた、そのオールゴールドのホイヤー カレラ 1158CHN は、「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ ジャック・ホイヤー バースデー ゴールド リミテッドエディション」をインスパイアしたアイコニックなヴィンテージウォッチ。そして、新作の記念ピースは 18K ローズゴールド製。このマテリアルがタグ・ホイヤー・コレクションにカムバックを果たしたのです。
ゴールドはその永久的な価値に加え、ジャックとタグ・ホイヤーとモータースポーツ、そして各時代の卓越したドライバーたちとの永遠の結びつきを体現しています。1970 年代、ジャック・ホイヤーは幸運のしるしとして、18K ゴールド製ホイヤーカレラをフェラーリ F1 ドライバーに贈り始めました。ロニー・ピーターソンやニキ・ラウダ、クレイ・レガツォーニなどの伝説的なドライバーがこの時計を受け取っています。これは、ホイヤーとフェラーリのパートナーシップが続く間の一つの伝統となりました。ケースバックにドライバーの名前と血液型がエングレーブされたホイヤー カレラ 1158CHN モデルは、とても珍しいコレクターアイテムになると同時に、レーシング黄金期のシンボルともなりました。
ジャック・ホイヤーは次のように語ります。「私の誕生日のために、タグ・ホイヤーが私の愛する時計に新しい装いを演出してくれたことにとても感動しています。レーストラックでともに過ごした多くの愛しい友やスリリングな年月が思い出されます。この時計を誇らしく自分の腕に着用し、新世代の皆さんの腕にもこの時計が着用されることを楽しみにしています」
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