2021年のセイコーは140周年。そのため「日本の情緒あふれる風景を表現」するのが、コンセプトの一つとのこと。この心意気、セイコーから独立したとは言え、グランドセイコーも引き継いでいるのでしょう。
ヘリテージコレクションとして発表されたこちらのSLGH005、研ぎ澄まされた外装と、独創性と美しさを両立した文字盤デザインで、「白樺」が表現されました。
グランドセイコー曰く、岩手県雫石町に構えるグランドセイコースタジオ近隣に群生する、日本屈指の白樺林を表現したとのこと。
ちなみにグランドセイコースタジオとは、2020年7月に落成した高級時計専用工房です。主にグランドセイコーで用いられる機械式時計の製造を主としています。
さらにこの伝統的なセイコースタイルに加えて、2021年新作SLGH005では、「シリーズ9」を基にしたグランドセイコースタイルを踏襲しているとのこと。
セイコースタイルと異なり、「シリーズ9」はあまり聞きなれませんでした。これは、グランドセイコー曰く、セイコースタイルを継承しつつも正統進化させたものとのこと。
「光と影の間」という日本特有のデザイン美学が基になっており、視認性や装着性の進化を鑑みつつも、「美しく光りを流す造形」にこだわりました。パネライ 時計 人気確かにまだ実機は見ていませんが、ベゼルやケース,ブレスレットにはあえてツヤ消し仕上げを施した箇所も多く、鏡面との対比がよりいっそう輝きを際立たせるように思います。
グランドセイコーは派手さはないとこれまで言われてきましたが、美しい文字盤やデザイン美学はもちろん、特徴的なラグ設計やインデックスの切り込みなど、実は大変独創性あふれており、「被り」のない一本と言えるのではないでしょうか。
ちなみに前述した装着性ですが、ブレスレットや重心を低く抑えられたケース設計は、直径40mm×厚さ11.7mmのスタンダードケースがよりいっそう腕に馴染みそうですね。
グッチ iphoneケース 14 Eメール URL 2023年07月08日(土)17時31分 編集・削除
セイコースタイルと異なり、「シリーズ9」はあまり聞きなれませんでした。