ブレゲは、ブレゲ ブランドのアイコンとなるトラディション コレクションのデビュー10周年を記念したイベントを2015年10月19日(月)に都内某所で開催しました。イベントには200名を超える報道関係者と取引先の方々をお招きし、伝統とアヴァンギャルドな魅力を併せ持つトラディション コレクションの世界感を披露するとともに、最新作「トラディション インディペンデント クロノグラフ 7077」の発売開始を発表しました。
2015年3月にバーゼルワールドにて発表したこの革新的なNEWモデルをいち早く日本にローンチし、日本でのトラディションコレクションの販売を促進します。
トラディション インディペンデント クロノグラフ7077
ブレゲは新しい「トラディション インディペンデント クロノグラフ 7077」に完全に独立した2系統の輪列を採用しました。一方の輪列は、時間と分の表示用で、テンプ振動数は3Hz、50時間のパワーリザーブが備わります。クロノグラフ機能に結びついた輪列のほうは、経過時間の計測専用になっており、テンプの振動数は5Hzと高振動になっており一段と精細な計測が可能です。ブレゲの高振動の研究では、テンプの振動数が高いほど不意にもたらされた外乱が素早く修正され、歩度の安定が得られることがわかっています。これら2系統の輪列は相互にまったく関連していないので、クロノグラフの作動がムーブメントの時計機能に影響を及ぼすことはありません。
ふつうなら、このクロノグラフを機能させる第二の輪列に動力を供給するには、もう一つの香箱を配備しなくてはならないと考えるところですが、そのような解決法では、さらにスペースが必要になり、しかも使用するには、時計用だけでなく、クロノグラフ用の香箱のゼンマイも巻かなくてはなりません。そこで、ブレゲの技術者は、「トラディションインディペンデント クロノグラフ7077」のクロノグラフ機能に最適な新しいタイプのスプリングを導入しました。クロノグラフを動かす動力は、ユーザーがリセット操作をした際に発生し、ブレード状の柔軟なスプリングに蓄えられるのです。このような、いわゆる歴史的なタイプのスプリングに備わるパワーリザーブはおよそ20分ですが、短い時間を計測するには十分に便利です。このシステムでは、ユーザーは使える動力の量を気にせずに、クロノグラフをただちに作動させることができます。なぜなら、いつでもこのスプリングに動力がフルに蓄えられる仕組みになっているからです。ブレゲは、動力を蓄えるこのスプリングに、さらなる動力を供給するのに十分な柔軟性をもたせるために、スプリングが完全に柔軟な状態を保つような形状を設計しました。
ブレゲのウォッチメーカーが導入したブレード・スプリングはまた、数々の革新を生みました。このスプリングには非同心円の輪列が組み合わされ、それによりクロノグラフに均等なトルクや安定した振幅、歩度がもたらされました。スプリングを含む機構全体は、特許登録されています。通常のカーブとは異なるスタイルで配置された輪列の形状は、クロノグラフ機構に一定の動力が伝達されるように計算されています。さらに「トラディションインディペンデントクロノグラフ7077」には、特許のクロノグラフ用テンプが備わり、ムーブメントの時計用テンプと完璧に左右対称のデザインを形づくっています。また、テンプに通常よりも重い素材を用い、テンプ径の小型化を図りました。とりわけ「トラディション」コレクションを特徴づける、地板の上にムーブメントの主要な部品を露わに見せた全体のデザインも魅力的です。二つのテンプは、振動数は違っていても径は同一で、その配置にも美的なデザインへの配慮がなされています。
このモデルのクロノグラフ機能は、防水性が保たれた二つのプッシュボタンで操作します。ただし、一般的なクロノグラフとは異なり、一方のプッシュボタンでクロノグラフのスタート、もう一方のプッシュボタンでストップとリセットを行うようになっています。まさにこのゼロリセットの操作によってブレード・スプリングがたわんで動力が蓄えられ、クロノグラフ機能に次なる計測への準備が整えられるのです。チタン製のテンプはまた、側面に二つのブレーキが配置されています。その一つは、クロノグラフのスタート操作の際に、カムとの連結を解除してテンプを解放し、ストップ操作の際にテンプを止めます。こうしてテンプは常に理想的なポジションにあり、素早く本来の振幅に達することができます。この革新的な機構も特許で保護されています。
【関連記事】:素晴らしいのスーパーコピーブランド通販優良店おすすめ!
ankopi 口コミ URL 2021年10月15日(金)11時14分 編集・削除
口コミで高評価!私たちは毎日時間通りに商品の出庫を手配します。本当に届く!スーパーコピー品必ず届く。